〇預貯金や資産額などについて尋ねてくる
結婚詐欺師の1番の目的は、相手が持っている預貯金や資産です。
さりげなさを装いながら、日常会話にまぎれるように預貯金や資産額などを尋ねてきます
例えば、
・結婚式や新婚旅行に関係する費用にからめて
・結婚後の具体的な生活プランを立てることを理由にして
・持ち物の値段や住んでいる場所の家賃や相場など
結婚という現実的な前提があると、必要性を感じて預貯金や資産額などを教えてしまう人も少なくありません。しかし、付き合って間もない段階から具体的な金額を気にするような場合には要注意です
〇お金が必要な状況が頻繁に起こる
付き合い始めてからお金が必要な状況が頻繁に起こり始め、借金の申し込みがあるのも結婚詐欺の兆候です
例えば、
・会社での失敗の穴埋め
・経営の資金操りで足りない部分の借金の申し込み
・家族や親族の治療費が必要
借金の話が出るまでは真面目で誠実な人物を装い、十分に信用度を高めてからお金の話をするため、相手に夢中になっているとなかなか疑うということが出来ません。結婚詐欺であることを見破りにくくするため、あえて借用書を用意することもあります
〇証拠が残りそうなことを嫌がる
本当の身元がバレないよう、様々な言い訳をして証拠を残さないようにするのも結婚詐欺の兆候です
例えば、
・一緒に写真を取りたがらない
・動画を撮ることを拒否する
・写真を撮る時にわざと変な顔をしたりふざける
写真そのものが嫌いな人もいますが、それにしてもまともに写っている写真が
1枚もないケースというのはなかなかあり得ません。お付き合いをしている間は気がつかないのですが、いざ結婚詐欺だと気がついて写真を探してみても、顔がはっきりと写っている写真がなかったという例もあります
〇結婚の話は出ているが具体的な部分が進まない
結婚詐欺の場合、都合の良い部分は話を進め都合の悪い部分ははぐらかすという特徴があります。ブライダルサロンへ一緒に行ったり式場探しをしたりなど、結婚詐欺師1人で対応出来る部分に関しては話を進めますが、誰かに会わせるといった内容の話になると途端にはぐらかす傾向があります
例えば、
・相手のご両親や親族との顔合わせの日にちが決まらない
・友人や知人に紹介して貰えない
・仲人となる相手の上司に挨拶をさせて貰えない
中途半端に結婚への準備が進んでいるため気がつきにくいかも知れませんが、このような項目が1つでも当てはまるおうなら要注意です
〇実家や親戚の情報があやふや
結婚するとお互いの実家や親戚とのお付き合いも始まりますが、結婚詐欺師にとっては都合の悪い部分であることから、以下のようなことを良く言い訳に利用します
・両親は早くに亡くなり兄弟もいない
・両親も親戚付き合いがなく天涯孤独である
・施設に預けられていたので実家も親戚もない
実際にこのような状況の人もいるため無闇に疑うことがためらわれるかも知れませんが、結婚詐欺師が相手を騙すために利用するケースも多いのです
結婚詐欺かどうか判断が難しい場合には、まずは私達にご相談下さい
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